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安倍首相の「改憲」発言の断固抗議 [憲法・九条]

憲法共同センター  声 明


安倍首相の「改憲」発言に断固抗議する!
     今こそ力あわせ、日本国憲法を守りいかした社会を実現しよう


    2017年5月9日
憲法共同センター運営委員会
                             

 安倍晋三首相は、5月3日憲法施行70年の記念日に、「2020年を、新しい憲法が施行される年にしたい」「『9条1項、2項を残しつつ、自衛隊を明文で書き込む』という考え方は国民的な議論に値する」と明言しました。5月3日付読売新聞のインタビューとこの日の第19回公開憲法フォーラムに寄せたビデオメッセージで表明したものです。  


 現在の日本国憲法は、第2次世界大戦によりアジアで2千万人の人々の命を奪った痛苦の反省の上にたち、戦争放棄を謳った憲法9条をはじめとする日本国憲法を制定しました。日本国憲法があったからこそ日本は、戦後70年一度も戦争に加担することも、巻き込まれることもありませんでした。また、世界の憲法学者から「群を抜くすばらしい憲法」と評価されています。世界に誇る日本国憲法を守りいかすことこそ日本の首相に求められることです。それをこともあろうに、憲法記念日に「改憲」推進の決意表明は、日本と世界の平和を愛する人々への冒涜と挑戦であり、断固として許すことはできません。私たちは、満身の怒りを込めた抗議します。


 安倍首相は自民党内きっての右翼・タカ派ですが、具体的な改憲条項や目標時期に踏み込んだことは初めてであり極めて重大です。しかも、特定の新聞でのインタビューや改憲派の集会で改憲を明言しながら、その後の国会質疑ではまともな説明もしないという民主主義と相入れない異常な政治姿勢をとっています。オリンピックの年だから改善するというのは、オリンピックの政治利用禁止という五輪憲章にも反します。


 一昨年戦争法を強行採決の連続で強行成立させ、南スーダンPKOへの自衛隊派遣、辺野古の新基地建設の強行など、戦争する国づくりにひた走っているなかでの今回の発言です。9条に自衛隊を書き込んだ途端、海外での武力行使が無制限となる危険な本質をもっています。日本国憲法を愚弄した発言を許さず、暴走をストップさせようではありませんか。


 安倍首相が今回、「新憲法」施行を2020年にしたいと前のめりの発言をし、自衛隊の9条明記などを具体的に提起したのは、改憲を必要としない圧倒的多数の国民と国会内の改憲勢力とのせめぎあいの下で、国会の憲法審査会の議論が進展しないことへの焦りといらだちの裏返しでもあります。また、発言に、オリンピックや教育無償化などを持ち出していることも「だまし」や改憲勢力の拡大ねらいであることは明らかです。


 今年の中央での「5・3憲法集会」は、昨年を上回る5万5千人の参加、全国各地でも施行70年のとりくみとして大きく成功しました。マスコミによる世論調査で共通していることは、憲法が果たしてきた役割の高い評価、9条の堅持とその改定に反対する声が多数であることです。


 私たちは、安倍首相による憲法9条の2020年改憲策動を許さず、当面する共謀罪法案を必ず廃案にすることとあわせ、全国での取り組み強化を心から呼びかけるものです。
                            以 上

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